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仁王門礎 3巻

コマ番号
/21

解題/抄録

書誌の解題/抄録
青本3冊(合1冊)、画作者無記(ただし『〔音曲/妖道成寺〕』の巻末「亥正月/新板/目録」に「金胎/両部/仁王門礎 三冊」、「画図 鳥居清満/鳥居清經/北尾重政」とあり、明和4年[1767])刊、柱題「にわう」、上冊2枚(字・絵)題簽および下冊絵題簽あり、鱗形屋版。他に岩崎文庫本(上中下絵題簽のみ)あり。(『日本小説年表』[『近代日本文学大系』第25巻 国民図書、1929]に「今胎/兩部」とあるのは誤りで、角書は「金胎/両部」が正しい。)
(内容)(上)舒明天皇の皇子大江の君は心素直で歌道に適い、鎌足と松尾社へ詣でた時、笹葉に乗って流される1匹の蟻を助ける。鎌足は、昔新羅人に討たれた家来小車幸久の娘紅(くれない)と弟幸六が片割れの鏡と笄の片方を手がかりに敵を討つのを助ける。新羅の沙門道きやうが、かじよ勘を連れて日本へ来、摂待役の入鹿の臣柏手を賄賂で籠絡する。斉明天皇が道きやうに大江の君を観相させると、物乞いの相ありと言う。君は驚かず、即位前に悪業を果たそうと宣う。入鹿は王位奪取を謀る。君は毎年干魚を奉る猿面の筑前国小佐島の磯太夫夫を召し、小車八郎を付添に西国へ下る。母帝は毒を知らせる銀杏を餞とする。鎌足は新羅の両人を疑い紅姉弟を傾城と野郎に拵える。かじよ勘と幸六は互いにコップで呑み、幸六は泥酔する。かじよ勘は酒気を吸取る筒を口に当て、幸六の酒を皆吸取る。幸六がその筒を口に当てると、かじよ勘の酒気を吸い返す。紅姉弟は敵討を春日明神へ立願する。
(中)道きやうは熱田の宝剣拝見を帝へ願い、奪って帰国しようと篤と拝見する。かじよ勘は大酒し、懐中から片割れの鏡と笄の片方を出し、声高に人を殺したことを口走る。紅姉弟は遂に敵を討ち親に手向け喜ぶ。君は磯太夫の埴生の宿に御逗留の内、娘満潮に御情移り「秋の田の…」の御詠あり、昼は浜辺に出て浦人に魚を乞い悪業を果たす。ここへ近辺の賎しい者共が大勢来て君を手下にしようと乱暴する。入鹿は君を西国で密かに失おうと巧み、磯太夫の仲間の漁師で邪智奸佞の波平に河豚汁を供させる。
(下)箸を取ると懐中の銀杏が鳴り、君は召し上がる振りをする。小車八郎は少し喰い土色の血を吐いて死ぬ。入鹿の家来岩淵らが君を捕らえ土牢へ押し籠め殺そうとする。磯太夫が范蠡の故事に倣い干魚一つ牢内へ投げ込み、君はその諫めで御命を全うする。黒い水干姿の蟻が夢に「返礼に明夜御命を救う」と告げ、幾億万の蟻が土牢に大きな抜穴を掘る。磯太夫は君を負って小佐島を逃れ、5、6里行った志賀の赤はた山で君を松陰に下ろし疲れを癒やす所に大勢の追手が現れ、香椎の海辺で追いつく。君が松尾大明神に祈ると仁王金剛が左右に現れ、追手を海底に打込み皆殺す。この神は金剛界胎蔵界両部の仁王金剛が垂迹した神なので、悪魔降伏のため諸寺の伽藍大門に仁王を立てる。観世音の廿八部では朱金剛神と申し大力祈願の神である。特に薩州野間の岬の仁王は日本の元祖という。道きやうは熱田の宝剣を奪い新羅へ急ぐ。君は磯太夫に介抱され小舟で都へ赴く長門の海上でその舟に近づくと、不思議や道きやうの舟から宝剣が抜け出し君の御舟へ飛び込む。『元亨釈書』には道きやうが盗んだので宝剣の徳が現れたと評す。君は西国から帰られ、宝剣も御手に入り、即位されて天智天皇と申す。その後鎌足と心を合せ逆臣入鹿を滅ぼし、功目出度い帝である。天下大いに治まった故に、御製を百人一首の巻頭に置くのであろう。(木村八重子)(2016.9)

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