解題
- 書誌の解題
- 銅版筆彩 113×196cm
文化4年(1807)、幕命を受けた天文方高橋景保が、天文学者間重富や通辞馬場佐十郎の協力を得て完成した図で、序文年紀の文化7年(1810)に、ひとまず手書図(内閣文庫蔵)として上呈された。その後、さらに東アジア一帯の改訂が行われ、文化13年には銅版図として公刊された。刊行年の記載はないが、その時期は、大槻玄澤の『蘭訳梯航』(1816)および『紅葉山文庫[幕府図書館]新収書目』(内閣文庫蔵)の記事によって確認できる。間宮海峡を横断した間宮林蔵の探検(1809)の成果が生かされており、内容の新鮮さにおいて西洋製地図に比肩する傑作であった。しかも西洋でいう西半球を右側に置いて「東半球」と改称したり、京都中心の半球図を添えるなど、日本人の作品としての独自性の確立に意を用いている。なお、当館所蔵のものは刊行当時の表装を改めて2面に分離している。
書誌情報
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コンテンツ情報
- フィルム番号
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T81
コンテンツURL
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1286206/1