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解題/抄録

書誌の解題/抄録
絵巻(摸本)。鍬形蕙斎(北尾政美)原画・山東京伝ほか3名詞書。3巻。
原本は東京国立博物館所蔵『近世職人尽絵詞』、鍬形蕙斎(くわがたけいさい)画、上巻杏花園(きょうかえん 幕臣大田南畝)・中巻手柄岡持(てがらのおかもち 秋田藩士平沢平格)・下巻山東京伝(戯作者)詞書、松平定信(「楽亭文庫」の印記)旧蔵。100種を超える当代諸職の姿を軽妙に描きながら、背後に中世以前から伝わる「職人歌合」・「職人尽絵」などを踏まえ(大高・小島・大久保、2017.2)、伝統との融和を果たしている。
掲出本は、恐らく明治期に入って和田音五郎が上記を摸写したもの(明治44.12、45.2、45.3に購求のゴム印あり)で、こちらも巻子本3巻に仕立てられ(「大正1・11・11製本」のゴム印あり)、外題「職人盡繪詞」、詞書作者は「一」が「山東京伝カ」、「二」が「杏花園」、「三」が「手柄岡持」とあるが、巻の順序は東博本が正しい(朝倉、1980.6)。
和田の模写はきわめて正確で、ごく稀に線や詞書の写し落としがあるものの、原本に残る下絵の線までも謹直に写し取っている。加えて掲出本の価値は、各巻表紙見返し(巻子装の際に表紙として継ぎ足され、開くと絵に先立って見える箇所)の下部に、上述した「原画」・「詞書」・「摸写」担当者と共に、「細目」として各画面に描かれた職種や行事の内容を、具体的に墨書(あるいはペン書きか)した紙が貼り付けられていることである。ここには本絵巻の理解にとって有用な情報が多く含まれている。(大高洋司)(2018.2)
(参考文献)『江戸職人づくし』(双書美術の泉46)、朝倉治彦解説、岩崎美術社、1980.6
『鍬形蕙斎画近世職人尽絵詞 江戸の職人と風俗を読み解く』、大高洋司・小島道裕・大久保純一編、勉誠出版、2017.2

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