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桃太郎宝蔵入

コマ番号
/16

解題

書誌の解題
文学史で言う「赤本」ではなく、後人によりまとめられた江戸後期小本「赤本/昔ばなし」8冊の内の1冊。(ただし「源平盛衰記」(寄別3-6-1-1)巻末に画作者の歌「赤本のほんにめでたし/\と又板行もあら玉の春」があるので、当時この種の作品も「赤本」と称したことが判る。)表紙は素朴ながら木版多色摺で、歌舞伎の荒事風に力紙を付け広袖を諸肩脱ぎ、青鬼を踏まえ扇を胸の前に構えた桃太郎。背景は紅地に薄紅で宝尽くしを散らし、題名「桃太郎宝蔵入(ももたらうたからのくらいり)」、版元名「佐野喜板」を記す。見返には桃と串団子の絵の上に題名、「夷福山人作」(式亭三馬の門人で江戸末期の戯作者楽亭西馬)「歌川広重画」と、版元の所在「芝神明前」も記す。上端から黄色のぼかし下げ。柱題「もゝ太郎」
(内容)1.昔々さる所に爺婆の百姓あり、爺は山へ薪刈りに婆は谷川へ洗濯に、ある日大きな桃が流れ来たのを拾い盥に入れて家に持ち帰る。2.婆は見事な桃を半分爺へ勧め、2人で食べると、爺は三十四五の男盛り、婆は廿八九の中年増となる。爺は背面に「天下一」と鋳た鏡を見て「訥升と羽左衛門を1つに寄せた男ぶり」、婆も「やま/\というところ」。3.懐妊して3年、生まれた赤子は直ぐに駈け歩き産湯の盥を一人で差し上げ湯を浴び、人々を驚かす。4.名を桃太郎と付け、寺子屋へ行かせると兄弟子を追い抜いて全部早く覚え、力量も強く角力や喧嘩に負けたことがない。16歳になり父母に「思い立ったことがあるので、しばらく暇をください」という。鬼ヶ島に渡って宝を取って来ると言うので、父母は肝を潰し止めるが、聞き入れず、仕方なくその用意をする。団子は大きく拵えて下され、と言う。5.道で待っていた猿犬雉がお供を願うので、喜んで黍団子を与える。6.海山を越え鬼ヶ島へ着くと門を固く閉ざしているので、「いで打ち破りてくれべいか」と歌舞伎の荒事風に門を破る。7.桃太郎は猿雉犬を従え鬼共を切り崩したので、島の大将は宝をすべて出して命乞い。8.桃太郎は島の太夫を揚げて遊び、鬼の幇間が「故人しうか様」と追従を言う。9.桃太郎は鬼ヶ島で功名を上げ、宝を沢山取って舟に乗り我が家へ帰る。10.二親は喜び、それから嫁を貰って夫婦睦まじく、家富み栄えた。という10場面。爺婆が若返る、異常誕生、島の遊女を揚げて遊ぶ(「人」と「鬼」を逆転した遊戯の言葉)、嫁を取って終わる、などが特徴。
訥升=天保2年(1831)から同15年まで沢村訥升を名乗った立役の歌舞伎役者。
羽左衛門=文政4年(1821)から嘉永3年(1850)まで羽左衛門を名乗った12代目市村羽左衛門。歌舞伎役者で市村座の座元。
やま/\=「大和屋/\」の省略形で、屋号「大和屋」の2人の歌舞伎役者を指す。女形の名優5代目岩井半四郎(杜若)とその息子で同じく人気女形の岩井紫若。
しうか=3代目坂東三津五郎の俳号「秀佳」。天保2年12月没。このことから、天保前期の作と判る。(木村八重子)(2016.2)
(紹介)加藤康子編著『幕末・明治 豆本集成』(国書刊行会、2004年刊)に、書誌、影印、翻刻、解説あり。

書誌情報

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