国立国会図書館デジタルコレクション

言語(Language):
トップへ    このデータベースについて    ヘルプ
機能マウス操作キーボード操作スマートフォン/タブレットPC操作
次のコマに進む[次]ボタン
コンテンツ表示エリア右端をクリック
画像を左にフリック
コンテンツ表示エリア右端をタップ
前のコマに戻る[前]ボタン
コンテンツ表示エリア左端をクリック
画像を右にフリック
コンテンツ表示エリア左端をタップ
先頭コマに移動[先頭]ボタンHome[先頭]ボタン
最終コマに移動[最終]ボタンEnd[最終]ボタン
コマ数指定移動[コマ番号]からコマ数を選択[コマ番号]からコマ数を選択
画像を拡大ホイールを上に回す
拡大ボタンボタン
拡大縮小スライダーバー
ピンチアウト
画像を縮小ホイールを下に回す
縮小ボタンボタン
拡大縮小スライダーバー
ピンチイン
画像を動かす画像をドラッグ画像をドラッグ
フルスクリーン表示[フルスクリーン(画面の拡大)]ボタンF[フルスクリーン(画面の拡大)]ボタン
フルスクリーン解除[フルスクリーン解除]F[フルスクリーン解除]
画像全体を画面内に収める全体表示ボタンG全体表示ボタン
画像の横幅を画面内に収める幅合わせ表示ボタンH幅合わせ表示ボタン
左90°回転左90°回転ボタンJ左90°回転ボタン
右90°回転右90°回転ボタンK右90°回転ボタン
画面左の書誌情報を消す[▼書誌情報]をクリック[▼書誌情報]をタップ
画像を表示する領域を広げる
(黒い部分を小さくする)
[表示領域設定]ボタンをクリックし、設定数値を大きくする*S[表示領域設定]ボタンをタップし、設定数値を大きくする
印刷/保存[印刷/保存]ボタン*P[印刷/保存]ボタン
JPEG形式で表示[JPEG表示]をクリックし倍率を設定[JPEG表示]をタップし倍率を設定
特定コマのURLを表示する[URL]ボタン*U[URL]ボタン
サムネイル一覧を表示する[サムネイル一覧]ボタンT[サムネイル一覧]ボタン
音声/映像を再生する再生ボタンP再生ボタン
音声/映像を一時停止する一時停止ボタンP一時停止ボタン
音声/映像を停止する停止ボタンS停止ボタン
音声/映像の表示領域比率を4:3に設定する4:3ボタンW4:3ボタン
音声/映像の表示領域比率を16:9に設定する16:9ボタンW16:9ボタン
音声/映像を任意の位置から再生するシークバー
※ドラッグには対応していません。
←→シークバー
音声を消す(ミュート)ミュートボタンミュートボタン(ミュート状態)Mミュートボタンミュートボタン(ミュート状態)
音量を調整する音量スライダー↑↓音量スライダー

*アクセスキーの場合は、表中に「*」をつけています。
  Windows IEでは「ALT」+アクセスキー、Windows FireFoxでは「ALT」+「SHIFT」+アクセスキーのように押して利用します。

ふくじん

コマ番号
/9

解題

書誌の解題
『国書総目録』第7巻 補訂版(岩波書店、1990.9)に「黒本」として当館本のみ。改装1冊。題簽欠のため原題未詳。奥村利信画。柱題「ふくしん」。奥村版。5丁の福神もので1丁表に「新板福神双六」を据えた目出度い内容なので、原は丹表紙の赤本であった可能性が高い。
(内容)福神遊びもの。5場面いずれも伝統的な画題の応用で図様も踏襲する。
1=画題は「106つの寿の三浦大助」の転用。89歳の三浦大助義明に扮した寿老人は「打って付けの役」で、一門の士気を高めるため、常の頭巾を大助の揉烏帽子のように被り、馬ではなく常に伴う鹿に打ち乗り、右の手に鞭を持ち左の手に手綱かい繰り出陣しようとするのを、鉾を横たえて止めようとする息子三浦荒治郎義澄に扮した毘沙門天。大助は討死の後、頼朝より106歳と称えられた。という場面。三浦荒治郎に扮した毘沙門天は「三升(市川団十郎)そっくり」とある。4代目市川団十郎(正徳元〔1711〕―安永7〔1778〕)であろう。
2=画題は「草摺引き」(本来は曽我五郎の草摺を引く朝比奈)を応用した「帯引き」の転用。羅綺にも耐えぬなよなよした姿の手越の少将に扮した弁才天と、その巾広帯を引く朝比奈に扮した恵比寿(この箇所は河東節「帯曳おとこ結」の文句取り。曽我五郎が少将に成り済ます設定)。唐子が弁才天の手越の少将を讃えて「今の路考と対じゃ」と言う。今の路考とは、2代目瀬川菊之丞(寛保元〔1741〕―安永2〔1773〕)が宝暦6年(1756)11月に菊之丞を襲名し俳名も2代目路考となってからの称。
3=画題は「僧正坊の腕に乗る牛若丸」の変形。僧正坊に扮した福禄寿は天狗の鼻の代わりに巻物を後頭部から縛り付けているので「重い」。牛若丸に扮した唐子は福禄寿の長い頭頂に寄りかかっている。
4=画題は「河津掛」の転用。川津三郎に扮した大黒天と又野五郎に扮した布袋の相撲で、大黒天が河津掛で勝つ。2福神の河津掛は大津絵にも描かれている。説明はないが、行司は着衣の模様の三柏や頭巾から恵比寿。
5=画題は「唐子の曲芸」。定まった図様はない。布袋の頭頂で逆立ちする唐子。綱渡り、輪潜りの道具が見える。布袋が鼓を打ち、大黒が笛を吹く。頭山は愛宕山の捩りか。
(解説)奥村利信の作画期については、今のところ、享保3年(1718)から寛保2年(1742)頃までとされている。(武藤純子著『初期浮世絵と歌舞伎』(2005.2、笠間書院刊))「今の路考」とは宝暦6年(1756)11月に瀬川菊之丞を継いだ2代目路考を指し、「三升」は宝暦4年11月から明和7年(1770)10月まで市川團十郎を名乗った4代目であろう。「今の路考」は2代目瀬川菊之丞と解せるので、この作品の成立は宝暦7年以降となり、奥村利信の作画期の下限は従来説より7年以上長くなる。(木村八重子)(2016.2)
(紹介)木村八重子「「今の路考」―奥村利信作画期考―」(「演劇研究」第39号、2016.3)

書誌情報

簡易表示

詳細表示

コンテンツURL

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2541837/1