解題/抄録
- 書誌の解題/抄録
- 寛政改革のころ、防火のため河岸などに炭や薪などを一定の高さ(場所により4尺または5尺)以上積むのを禁じ、違反のないように取り締まるため、町奉行所で設けた掛の記録である。
見廻りの場所は次第に増加し、毎月5、6日宛となり、夏秋は休みであったが、冬春は1ヶ月に3度ずつとなった。見廻りの場所も今迄は14ヶ所であったが、後には21ヶ所に増加している、とある。本文末は、慶応元年(1865)5月で終わっている。(南和男)
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http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2542015/1