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双蝶記 6巻. [1]

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解題/抄録

双蝶記 6巻の解題/抄録
後期読本。山東京伝著・歌川豊国画、文化10年(1813)刊。6巻6冊。
著者京伝最後の読本。書名は浄瑠璃『双蝶蝶曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)』を踏まえるが、「双蝶」にあたるのは力士ではなく小蝶・蝶吉の姉弟(共に養子)であり、この2人が南北朝末期の互いに敵対する陣営と絡む。さらに北朝側に属する山咲(やまさき)家の異母兄弟余次兵衛・余吾郎、その陪臣南(なん)余兵衛の挿話が並行して描かれ、それぞれが背負った葛藤を解決してゆく過程はヒューマニティに富む(大高、2012.5-6)。最後は、蝶吉(長じて觜本動之助[はしもと・ゆるぎのすけ])が南朝方の実父母と共に自害することで、両朝間の和睦がもたらされる。
本作は、典拠(徳田、2012.3)になずむことなく、京伝の抱懐する〈善悪一如〉観(大高、2010.5)を実現した後期読本の傑作であるが、複雑を極める展開は一般読者に敬遠されたようである。馬琴の批評「おかめ八目」(自筆稿本、早稲田大学古典籍総合データベース)はその点を衝いたものであろう。
掲出本は、初印の体裁を良く備えた美本(後印本は未見)。翻刻は『山東京伝全集 第17巻 読本3』(ぺりかん社、2003.4)所収。(大高洋司)(2018.2)
(参考文献)大高洋司『京伝と馬琴 〈稗史もの〉読本様式の形成』、翰林書房、2010.5
同「『双蝶記』の輪郭」「文学」13-3、岩波書店、2012.5-6
徳田武『馬琴京伝中編読本解題』、勉誠出版、2012.3

双蝶記 6巻の書誌情報

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http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2554013/1

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