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  後の巻号

椿説弓張月 28巻. [1]

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解題/抄録

椿説弓張月 28巻の解題/抄録
後期読本。曲亭馬琴著・葛飾北斎画。前篇、文化4年(1807)正月刊、6巻6冊(合2冊)。後篇、文化5年(1808)正月刊、6巻6冊(合1冊)。続篇、文化5年(1808)12月刊、6巻6冊(合1冊)。拾遺、文化7年(1810)8月刊、5巻5冊(合1冊)。残篇、文化8年(1811)3月刊、5巻6冊(合1冊)。
軍記『保元物語』に登場する源氏の武将鎮西八郎為朝(ためとも)を主人公として、虚実を交えた活躍を描く。本作では、配流先の伊豆大島で官軍に攻められ自害したはずの為朝が生き延びて琉球に渡り、王朝の乱れを平定して、為朝の子息が王位を継承することになる。中国の演義体小説に倣った〈史伝もの〉読本で、馬琴読本の代表作のひとつ。
本作の初印本は、早く日本古典文学大系60・61『椿説弓張月 上下』(後藤丹治校注、岩波書店、1958.8、1962.1)の底本となり、鈴木重三による詳しい書誌解題(「椿説弓張月の初版本について」、日本古典文学大系60所収)が附され、最も信頼に足る翻刻テキストとして今日に至っている。
初印本と後印本を分ける最も大きな違いは、初印本前篇巻之6の末尾に「(後篇を併せて)すべて十二冊を全本とす」とある執筆予定が、後印本では「三十冊」に変更されることで、ここから、前・後篇の間に全体構想の大きな変化があり、その結果が冊数にも反映したことが分かる(大高、1992.9)。掲出本は「第一類A系本」(鈴木解題)の特徴に一致する点が多く、刷りの技巧の一部省略や合冊・疲れなどのマイナスは見られるものの、揃いの早印本として初印本に継ぐ価値をもつ。(大高洋司)(2018.2)
(参考文献)大高洋司「『椿説弓張月』論―構想と考証―」「読本研究」第6輯上套、1992.9
同「『椿説弓張月』の構想と謡曲「海人」」「近世文藝」79、2004.1

椿説弓張月 28巻の書誌情報

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http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2557122/1

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