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[藤田幽谷書簡]. [107]

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解題/抄録

[藤田幽谷書簡]の解題/抄録
江戸時代後期の水戸藩儒藤田幽谷(1774-1826)が、同じく水戸藩儒青山延于(1776-1843)に宛てた書簡集。全282通。各通とも大きめの和紙で裏打ちし、一通ずつ保管している。執筆年代の確定しがたいものもだいぶあるが、多くは文政期、それも6年以降のものが多いようである。幽谷は、幕末尊攘派志士の指導的役割を果たした藤田東湖(1806-55)の父で、諱は一正、次郎左衛門と称し、幽谷はその号である。当時は水戸彰考館総裁の地位にあった。彰考館は水戸藩第2代藩主徳川光圀が『大日本史』編纂のために設置した機関で、当時は江戸と水戸とに置かれており、幽谷が水戸の延于が江戸の総裁をそれぞれ勤めていた。二人の職掌柄、書簡の内容は当然文事に係わるものが多くなっているが、文政7年に英国船の船員が領内大津浜に上陸するという大事件があったこともあり、海防関係のものも多くみられる。本書簡集は、明治末年から大正初年頃まで青山家に保存されていたものである。

目次・巻号

[藤田幽谷書簡]の書誌情報

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http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2585270/1

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