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解題/抄録

書誌の解題/抄録
初期(前期)読本。伊丹椿園著・自画カ。天明3年(1783)刊。4巻4冊(合2冊)。
著者椿園(ちんえん)の実父は摂津国伊丹(いたみ)の醸造家で文芸を嗜む坂上蜂房(はちふさ)。同じく醸造家津国屋(剣菱で知られる)の聟養子となり、天明元年(1781)に約30歳で没した(浜田啓介、1973.1)。中国白話小説に親しみ、読本は短編奇談集3作、中編2作を執筆、本作は後者に含まれ没後の刊行である。
室町中期、海外との密貿易を業とする「賊党」たちの妻と娘に、南朝ゆかりの女性たちが加わり、ついには夫たちと共に生駒山に山塞を構え足利幕府の軍勢に対抗する。書名のとおり、近世中期以降、知識人に良く読まれた中国白話小説『水滸伝』翻案の系列に含まれ、もうひとつの中編読本『両剣奇遇』(安永8年[1779]刊)と共に、「(作者の抱懐する、善悪を超えた)人間において最も素朴な道義心の発露が見出せる」(田中則雄、1998.11)作とされる。石川秀巳他による翻刻(「読本研究」第9輯、1995.10 解題は石川)が備わる。(大高洋司)(2018.2)
(参考文献)浜田啓介「伊丹椿園は津国屋善五郎なり」『近世文学 作家と作品』所収、中央公論社、1973.1
田中則雄校訂解題『両剣奇遇』『京都大学蔵大惣本稀書集成3 読本1』所収、臨川書店、1994.4
田中則雄「悪漢と英雄―椿園読本が求めたもの」『読本研究新集』第1集、翰林書房、1998.11
福田安典「伊丹椿園について」江戸怪異綺想文芸大系2『都賀庭鐘・伊丹椿園集』解題、国書刊行会、2001.5

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