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御仕置例類集. 文政10-天保10

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解題/抄録

書誌の解題/抄録
 仕置例類集は、各奉行から老中に仕置の伺をたてたもののなかから、老中が評定所に諮問した事件について、評定所が行なった評議例を整理分類したものである。評定所が刑事事件の先例を集め、裁判の準則としたものであり、先例を重んじた江戸時代の司法運営の実態を知ることが出来る貴重なものである。164冊(現在273冊に分冊)。
 仕置例類集は前後5回にわたって編纂された。第1回は文化元年(1804)になり、明和8年(1771)から享和2年(1802)までの仕置例を収め、30冊(現在67冊に分冊)で古類集(又は以下表紙の色により茶表紙前集)とよばれる。第2回は享和3年(1803)から文化11年(1814)まで31冊(現在44冊に分冊)、新類集(又は青表紙)とよばれる。第3回は文化12年(1815)から文政9年(1826)までを収め、37冊(現在66冊に分冊)で、続類集(又は黄表紙)とよばれる。第4回は文政10年(1827)から天保10年(1839)まで65冊(内4冊を欠く。現存分は96冊に分冊)、天保類集(又は茶表紙後集)とよばれる。第5回は天保11年(1840)から嘉永5年(1852)であるが、現存しない。
 本史料は寺社奉行所の旧蔵で、評定所旧蔵本は関東大震災のおり焼失した。細目は国立国会図書館参考書誌部編『御仕置例類集細目』上下(「旧幕府引継書目録」7、8。国立国会図書館、1965,66)がある。(南和男)

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