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音声を消す(ミュート)ミュートボタンミュートボタン(ミュート状態)Mミュートボタンミュートボタン(ミュート状態)
音量を調整する音量スライダー↑↓音量スライダー

*アクセスキーの場合は、表中に「*」をつけています。
  Windows IEでは「ALT」+アクセスキー、Windows FireFoxでは「ALT」+「SHIFT」+アクセスキーのように押して利用します。

解題/抄録

書誌の解題/抄録
小野蘭山(名は職博[もとひろ]、1729-1810)は幕府に招かれて江戸に出たのち、6回も長期間の採薬(現在の採集)に出ている―1.享和元年(1801)4~5月、常陸・野州:2.同年8~10月、甲斐・駿河・伊豆・相模:3.同2年2~5月、紀伊:4.同3年3~4月、房総・常陸:5.文化元年(1804)8~10月、駿河・伊勢:6.同2年5~6月、上野・武蔵。このうち3.~6.は『蘭山先生日記』にも詳述されているが、個別の採薬記も残る。本書はその集録で、乾巻に『常野採薬記』(1.)と『甲駿豆相採薬記』(2.)、坤巻に『伊勢・紀州採薬記』(5.)および『藤子南紀採薬志稿』(3.に同行した藤某の記録)を収めている。どの採薬記も、毎日の行程を細かく記し、採集あるいは実見した動植物の「漢名・和名・方言」を記す。形状や産地などの注記を添えることも少なくないが、図は無い。この他、6.の蘭山採薬記は『上州妙義山並武州三峯山採薬記』(特1-2384)として残る。また、『遊毛記』(特1-2248など)は1.の『常野採薬記』と同内容だが、旅程に詳しい。残念ながら、3.に対応する蘭山自身の『紀州採薬記』と4.の『房総常州採薬記』は当館に無い。(磯野直秀)

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