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放下僧石枕 3巻

解題

書誌の解題
黒本3冊。鱗形屋題簽全揃、絵は上冊は2丁表、中冊は8丁裏、下冊は11丁表の場面。鳥居清満画。柱題「石まくら、石のまくら」。『〔音曲/妖物道成寺〕』巻末の「亥正月/新板/目録」に「白河院/御詠哥/放下僧石枕 三冊」「画図 鳥居清満/鳥居清經/北尾重政」とあるのに一致し、明和4年(1767)刊。『国書総目録』第7巻 補訂版(岩波書店、1990.9)に当館本のみ。
(内容)能「放下僧」の仇討を筋に半太夫節同題の3段目八郎鰐の段を挿入し、『江戸砂子』の「姥ヶ池」の古物語に見える「白河院御製」を用いて題名の角書きに据え、浅草一ツ家伝説を接合した作。仇討の相談に「壕越二三治(宝暦明和期の著名作者)という気になって狂言を仕組んで参ったら打たれそうなものじゃ」という入れ事あり。
(上)陸奥の百姓平作は蛇も魅入る美しい女房を持つが、同村の百姓牛蔵が心を置くので、女房をやり回国に出る。3年ぶりで当地を訪ねると、蛇が甑のように集まっているので女房の末を案じる。三十路の女房は金を貯め、わざと誤って夫牛蔵の油締め木の石で彼を拉(ひし)ぎ、悲しむ振りをする。村人の同情を得、これより娘を連れて吾妻へ下り器量良い若い男を持とうと思う。その頃、奥州の備えとして利根弾正信俊があり、同役巻野左衛門と差配を争い口論となり、弾正は巻野を切り殺し女房を奪おうとする。巻野の家臣真壁七郎は弟八郎に申し付け、主人の妻まきのの方を吾妻へ落とす。巻野の総領は出家して湛りやうと名乗り弟小源太と親の仇討ちの相談をする。
(中)真壁八郎は北の方の供をして武蔵国千住の川に着く。舟に乗ると、30尋ばかりの鰐が舟を巻き上げ揺り返す。鰐はこの川の主で魅入れた者があれば必ず荒れるので、各人1品ずつ投げると、北の方の小袖を巻き込む。八郎は北の方を助け、末代までこの川の難を救おうと飛び入り散々に切り散らす。さしもの悪魚も遂に空しくなったが、八郎も鰭に掛けられ牙に合い水の泡と消える。(放下僧3段目八郎鰐の段、半太夫本)北の方は人買いに買われ、仇利根の方へ売られ口説かれる。ある日、利根が入間川に舟遊びすると、2人の放下僧が居るので舞わせて酒の興とする。放下僧に窶した巻野の2子は隙を見て名乗り掛け仇を取り、弟小源太は巡り会った母を伴って先に本国に帰り、兄湛りやうは浅草観音へ参ることとする。旅人は普通浅草の一つ家に1泊するが、小源太は母の供をしてどうしても草加までやってくれと馬子に頼み、浅草に泊まらず仕合わせであった。
(下)湛りやうは草刈り童の笛「日は暮れて野には伏す共宿借るな浅草寺の一ツ家の内」を聞き、却って様子が見たくなる。一つ家へ来てみると、嵐小六の若盛りのように美しい娘が居り、魅せられて泊まり殺される者999人。娘浅茅は観音の化身の稚児を口説き、湛りやうが取り持つ。稚児は大精進日と言いなす。娘は稚児に床を代えさせ、婆が落とした大石で微塵になる。稚児の包みを婆が開くと夥しい蛇が出て総身に巻き付く。婆は2人を追い、松に登り稚児が水に映るのを見て池に飛び込む。それでこの池を姥ヶ池という。白河院の御歌に「武蔵には霞ヶ関や一つ家の石の枕や野寺あるてふ」とあり『江戸砂子』にみえる。観世音が利剣を投げると、婆は大蛇となり利剣に巻き付いて八代竜王の化身で末世の悪人を見懲らしのため、仮に一つ家の姥として出現したことを述べる。(木村八重子)(2016.2)

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