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草木錦葉集 緒巻1巻前編3巻後編3巻

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解題/抄録

書誌の解題/抄録
著者水野忠暁(1767-1834)は幕臣で、本姓は源。本書では、天狗の面のように見える「水の」(水野)の文字に「源忠暁」の音読みを組合せた「水のげんちうきやう」と署名している。見返しや刊記に「御鉢植作 留蔵」とあるのは、「お鉢植、作るぞう」と読む忠暁の戯号という。図を描いたのは博物画家の関根雲停(1804-77)である。本書は斑入(ふいり)植物の図譜だが、葉替わり(葉型の変化)や奇品も取り上げ、本文と附録から成る。本文は種類名のイロハ順に配列され、精巧な図に解説を添えて、合計は1000品を超える。附録では植木鉢の起源、用語の解説、虫害対策、栽培法の詳細などを記す。冊1は序文・凡例・附録(附言と、それに続く14項)・本文巻一(い~へ)、冊2(赭巻)は全冊が附録の続き、冊3は本文巻二(と~わ)、冊4は本文巻三(か・よ)、冊5は本文巻四(た~そ)、冊6は本文巻五(つ・ね)、冊7は本文巻六(な~む)・刊記。事情は不明だが、本文の「う」以降は出版されずに終わった。なお、『草木錦葉集』の本来の冊順は、本資料の冊1・冊3・冊4・冊2・冊5・冊6・冊7だが、この構成では「附録」が飛び離れてしまう。旧蔵者はそれを嫌って上述の冊順に組み換えたらしい。特1-973本が本資料の冊2を最終冊に回しているのも、同様の理由からであろう。また、特1-974本は明治版である。:『草木奇品家雅見』解題参照(磯野直秀)

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