国立国会図書館デジタルコレクション

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音声/映像を任意の位置から再生するシークバー
※ドラッグには対応していません。
←→シークバー
音声を消す(ミュート)ミュートボタンミュートボタン(ミュート状態)Mミュートボタンミュートボタン(ミュート状態)
音量を調整する音量スライダー↑↓音量スライダー

*アクセスキーの場合は、表中に「*」をつけています。
  Windows IEでは「ALT」+アクセスキー、Windows FireFoxでは「ALT」+「SHIFT」+アクセスキーのように押して利用します。

萬香園裡花壇綱目 5巻

解題/抄録

書誌の解題/抄録
本書は博物好きの富山藩主、前田利保(号は万香亭、1800-59)の著作で、江戸藩邸内の万香園と富山城内の草木園に植えていた植物の由来や形状の記録である。項目の配列は『本草綱目』に従い、各項目に該当品や類品を挙げるが、図は無い。本資料は第1冊の山草部・甘草から始まり、第5冊末尾の芳草部・莎草で終わり、全部で773品が記載されている。ところが、第2冊末尾の貫衆と第3冊冒頭の苦参のあいだにある筈の「巴戟天~升麻」26項目が見当たらず、それに相当する1冊は本資料の転写以前に失われたと思われる。幸い、この1冊の転写本を伊藤圭介が発見し、その再転写本を作らせて各項目を切抜き、『植物図説雑纂』(本別6-9)の該当個所に貼りつけてあるので325品が復元できる。:『伊藤圭介日記』(東山植物園蔵)明治8年8月11日条、『参考書誌研究』59号参照。本資料の旧蔵者は田丸寒泉で、利保が結成した赭鞭会の一員だったから、利保の原本を直接に転写したと思われる。上記圭介日記によれば原本は焼失したし、転写本も本資料のほかに1点存在するだけの稀書である。(磯野直秀)

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