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解題/抄録

書誌の解題/抄録
『国書総目録』第5巻(岩波書店、1967.11)には「千本左衛門(せんぼん/ざえもん)三巻(類)赤本(著)鳥居清満 *日本小説年表等による」とある。画家名は『草双紙と読本の研究』(水谷不倒著、奥川書房、昭和9年刊)の誤りをそのまま引用か。『改訂日本小説書目年表』(ゆまに書房、1977)に「(画)鳥居清満」と誤注。『大英圖書館所藏和漢書總目錄』(川瀬一馬・岡崎久司編、1996、講談社刊)にも所載。丹表紙(原装)題簽全揃。題簽および1丁表の商標により山本版。山本重春画。柱題「千ぼ(ほ)ん左エ門」「千本左門」。
(内容)寛保3年(1743)3月大坂豊竹座初演、為永太郎兵衛等作浄瑠璃『風俗太平記』に歌舞伎の要素を加えた絵尽風の作品。千本左衛門は2代目市川団十郎、多治見四郎次郎は沢村宗十郎か。
(上)正慶元年、駿河守が先帝の一の宮高良親王を生捕り、有井に縛させ相模入道の前に引据える。赤松円心が日月の御旗を入道に奉り、入道は先帝の形代として調伏させようとする。宮の忠臣長宗の妹女達鳴神お雲は良き手下を集めに諸国徘徊し武勇を表す。盗賊の張本大倭千本左衛門は五畿七道に三千の部下あり、関所の如く各所に配す。安藤監物は調伏不成就の御旗を持っての帰路にここを通り、千本左衛門の太刀を御箱で受け、御旗は箱ごと真二つになり、監物最期。駿河守が松田五郎ら大勢を引き具して通り、丸裸にされて逃げ帰る。多治見四郎次郎は様子を伺い御旗の日の方を取って逐電、千本左衛門は月の方を取る。
(中)宮の御息所詩姫は宮を慕い乳母呉竹を供に隠岐(ママ)の配所へ。宮の随身秦武文が姫の討手を切り散らす。松田五郎は大物浦で無体に姫を舟へ。駆けつけた武文は無念の余り腹十文字に掻き切り千尋の海の底に沈む。千本左衛門は赤松家へ奉公し、多治見は武勇を試そうと泉水に映る月を取れと命じて矢を射掛け、千本は桶で受け止める。二分した御旗を合わす。相模入道に一味し日月の御旗を引き裂いた赤松円心に千本左衛門が矢を射る。千本こそ赤松判官。円心は「赤松に頼まれ茶師木阿弥の仮の姿、御旗も本物は大塔宮の許に」と語って最期を遂げる。鳴神お雲は土佐の配所で宮を易々と奪い取る。警護の者が取り巻くと、灘八が仁王の姿で宮を奪って逐電。悪逆と奢りの相模入道に、武文の死霊か、様々な妖怪が現れる。
(下)詩姫は宮を慕って土佐の配所へ道行、武文の妹呉竹が御供する。染物屋孫郎太夫の聟灘八実は長宗は鎌倉方から陣幕を頼まれ「黄巾の故事に習い女の血で染め陣頭を穢せば一気に破れる」と前の妻と知らず呉竹の血を絞る。舅は宮に詩姫を会わせ申す。宮を匿うと知って鎌倉から大勢の捕手が来る。灘八が片端から討ち拉ぎ「仁王に扮して配所の宮を奪い、有井を殺したのも灘八」と面(めん)を突きつける。鳴神お雲も捕手どもの首を抜く。宮は灘八に、恩賞は妻鹿庄、妻鹿孫三郎と名乗れと宣う。駿河守は一戦で生捕られ、惣大将赤松円心は妻鹿の褐染の計略を讃える。円心、妻鹿、多治見らは鎌倉の本城へ攻め入り、武文と呉竹の幽霊に苦しめられ、相模入道最期。高良親王再び世に出、鳴神お雲を多治見の妻に賜る。(木村八重子)(2016.9)
(影印・翻刻等)「叢」第13号(東京学芸大学国語教育学科古典文学第六研究室小池正胤、平成2年刊)「赤本『千本左衛門』について」(加藤康子)に影印翻刻があり、浄瑠璃「風俗太平記」(寛保3年[1743]3月大坂豊竹座初演)との関係が指摘されている。

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