国立国会図書館デジタルコレクション

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猿戌出入 2巻

コマ番号
/17

解題/抄録

書誌の解題/抄録
改装1冊。題簽欠。大東急記念文庫本に上冊分「新板/譬草/猿犬出入櫻上」あり、題名はこれに依るのが良い。意匠は鳳凰と桐の枠、冊次下の商標箇所空白(鱗形屋の版が他に移ってからの後摺)(絵は2丁裏の場面)。画作者未詳。柱題「さるいぬ出入」。他に、改装2冊(合1冊)で題簽欠の都立中央図書館特別買上文庫。
(内容)十二支もの。犬と猿の鞘当てから、犬族と猿族の喧嘩となったが、鶏が目黒の不動堂でこの騒ぎを聞き、仲裁し、十二支の評議によって和睦させる。最終丁では猿と犬が鶏の絵馬を掲げ、中央に鶏が座し、「諌鼓苔深うしてわれらも驚かぬ御代かな」と『和漢朗詠集』にある「諌鼓苔深うして鶏驚かず」を利用して太平の世を祝している。十二支の順「申・酉・戌」の通り、猿と犬の真ん中に位置する鶏が重い役。酉年の新版なら相応しい。『日本小説年表』(『近代日本文学大系』第25巻 国民図書、1929)は寛延元戊辰年(1748)刊とするが根拠は不明。宝暦2年(1752)2月28日から4月28日まで、目黒の瀧泉寺で目黒不動の開帳があり、翌3年は酉年である。目黒不動の開帳を取り込み、翌年の新春に向けた刊行であろう。
(上)奴(やっこ)言わ猿九蔵(いわざるくぞう、以下その動物に因んだ登場人物名が多出)を連れた猿の毬栗六兵衛と、草履取わん八を供にした犬の松風狆太郎が鞘当となる。毬栗が友達と庚申山で花見の所へ狆太郎が意趣返しに来るがわん八がさんざんに叩かれ、狆太郎も難儀し、通りかかった唐犬組の3匹に仕返しを頼む。毬栗は芸者を集めて歌舞の楽しみ。犬方も患う狆太郎を慰めようと踊子を集め、山崎与次兵衛の所作事などで騒ぐ。唐犬3人組は塀外で毬栗へ仕返しの相談。
(下)狆太郎と唐犬組の骨噛白介、唐犬二郎蔵、猫追こま吉が酒と弁当を担わせて仕返しに行く。花見の場で「浄瑠璃一番やめて貰おう」と難癖付け、狆太郎は煙草を吸って様子を見ている。物言い募り、唐犬組が毬栗の友達を叩き伏せ、三味線の柿市猿らは逃げる。毬栗は刀を抜き、狆太郎は身構える。油揚矮鶏左衛門は目黒の不動堂でこの騒ぎを聞き、駆けつけて両方を制して鎮める。矮鶏の前に坐る狆太郎と毬栗、唐犬組の3匹、聞か猿・言わ猿・見猿の三匹。十二支は「猿も犬も十二支の組合なれば皆々その分には捨て置き難し」と一座に連なり評議して和睦させる。(鶏)「申酉戌と中へ挟まってこれから物言いはさせませぬ」(猿・犬)「貴様の姿を絵馬にして荒神の棚へ掛けまする」(鶏)「諌鼓苔深ふして我らも驚かぬ御代かな」と終わる。(木村八重子)(2016.2)
(紹介)木村八重子「未紹介黒本青本」6(「日本古書通信」第978号、2011.1)

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