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一對男 2巻

コマ番号
/18

解題

書誌の解題
黒本2冊(合1冊)、柱題「一つい男 上」(第2丁のみ「つい男 上」)「一ついおとこ」(第10丁のみ「一ついおとこ 下」)。東洋文庫(岩崎文庫)本に上下題簽「新/板/風流一対男 上(下)」を有する同内容がある。これにより山本版と判り、意匠は青海波に波頭である。この作品は『日本小説年表』には宝暦8年(1758)に記録されているが、題簽の「青海波に波頭」は「兎」の象徴と思われるので、宝暦9卯年刊か。なお、この題簽の絵は上冊下冊を横に並べると一つの画面になる。草双紙題簽における連続画として早い例であろう。
(内容)双蝶記もの。題名は二人の相撲取り放駒長吉と濡髪長五郎を一対の男伊達とするもの。竹田出雲作の浄瑠璃「双蝶々曲輪日記」の草双紙化。最初の原拠である近松門左衛門作「山崎与次兵衛寿門松」の趣が濃い。
(上)原杉右衛門は藤屋の吾妻に惚れて通うが、吾妻は山崎与次兵衛に深く馴染み逢わないので、太左衛門も居るところで放駒長吉に取り持ちを頼む。杉右衛門は与次兵衛に出会い、放駒に喧嘩を仕掛けさせる。放駒は濡髪に吾妻を貰いかけ、濡髪は吾妻と与五郎を後ろに庇い拒否する。取組の時、濡髪は放駒に吾妻のことを頼もうと思案してわざと負ける。杉右衛門は与次兵衛と人違いして南与兵衛に切りかけ、南与兵衛は杉右衛門の額を切って立ち退く。与次兵衛が知らずに帰る途中、杉右衛門は与次兵衛を捉え、元のようにせよと強請(ゆす)る。父山崎浄閑が来掛かり様子を聞き、直ぐに与次兵衛を座敷牢へ入れる。濡髪は吾妻の事を頼むのに応じない放駒を討ち果たそうとする。放駒は濡髪が吾妻を守るためにわざと相撲に負けたことを知り、男気に感じて濡髪と大盃を汲み交わし、兄弟の契約をする。太左衛門はこれを杉右衛門に訴人(そにん)する。吾妻は与次兵衛宅へ忍び来て、妻のお菊に与次さんに逢わせてと頼む。お菊は吾妻ゆえにこの難儀、叩き出そうかと思案する。
(下)お菊の父梶田治郎右衛門は、将棋に事寄せて娘の舅浄閑に金を出させ与次兵衛の難儀を救おうとするが、浄閑が応じないので碁盤を打ち付けようとする。与次兵衛は障子の陰で聞き心を痛める。与次兵衛は物狂いとなり、吾妻を連れて蝶と菜の花の道をうつつなくさまよう。与次兵衛を討ちに来た杉右衛門と太左衛門は難波で放駒に会い、放駒は二人を捕らえて濡髪に討たせる。雷峰右衛門は濡髪を囲って置き、大勢を相手に地取り相撲をさせて見物し、濡髪に惚れている娘おかねの婿にと思う。濡髪は屋根に上がって捕手を取って投げる。捕手の役人として南与兵衛が向かう。放駒は捕方を願い出る。放駒は濡髪に銭二貫文の緡(さし)を渡し「俺が手で縄に掛かり直ぐに立ち退け、後は俺に任せよ」と言う。濡髪は放駒の志を感じて落ち延びようと言う。(木村八重子) 
〈参考文献〉暉峻康隆『江戸文学辞典』(冨山房、1940)に立項、図版(4丁表)あり。『日本文学大辞典』第6巻 増補改訂(新潮社、1951)に立項、見開き図版あり(「双蝶々曲輪日記」ばかりでなく、その原拠たる近松の「壽の門松」から多く取材、と解説にある)。『岩崎文庫貴重本叢刊』近世編 第6巻(草双紙)(貴重本刊行会、1974)に影印・要録。『新型名著文庫 赤本・黒本・青本』(冨山房、1928.1)に影印。

書誌情報

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http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/8929767/1