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倭語会稽山 5巻

コマ番号
/38

解題

書誌の解題
『日本小説年表』(『近代日本文学大系』第25巻 国民図書、1929)285頁に「寶暦二年刊黒本「和國會稽山」の改題再摺青本。」とある注記は別本なので誤り。青本5冊(合1冊)、題簽「新/版/倭語會稽山 一」のみ存す。『青本絵外題集』1(貴重本刊行会、1974.7)23頁に第3冊分「新/版/倭語會稽山 三」あり。柱題「こゑつ」「呉越」「ごゑつ」。所蔵は当館のみ。
(内容)呉越軍談の伍子胥(ごししょ)を中心としたダイジェスト。二匹の悪虎を退治たのを卞荘(べんそう)でなく伍子胥に、最初の会盟主を呉王夫差に、西施を寵愛して狐の皮衣を着て雪を楽しむのを呉王夫差でなく逆に越王勾践になど、いろいろ変更を加える。「天勿空勾践云々」の児島高徳の詩を范蠡(はんれい)が書くおかしさもあるのは、『太平記』巻第四「備後三郎高徳事付呉越軍事」で熟知されていたためであろう。(以下の説明では、夫差を呉王、勾践を越王に統一する)。
(一)周末、夫差が呉を治める。狩に2匹の悪虎が出、伍子胥が捕らえて口を裂く。呉王は臨潼(りんどう)で会盟を設け諸侯を招く。諸侯は珍物を捧げ交わりを結ぶ。千斤の鼎を揚げて詩を作る者を会盟の主輔にというので伍子胥が鼎を揚げて詩を書き皆驚く。越王は伍子胥に恐れ呉王を滅ぼせない。越王の臣下范蠡は時節を見て呉を討つよう進言。好色な越王は揚ほに美女を探させる。
(二)揚ほは天下第一の美女西施を探し出す。西施は越王に歌舞を披露、越王喜び范蠡は傾国の姿ありと喜ばず。越王は色香に迷い敵を忘れ、狐の皮衣を着て西施と雪見を楽しむ。呉の忠臣伍子胥は、越の虚を討つよう呉王を諫め、掟に従わぬ寵后二人を引き出し首を切る。呉王嘆く。
(三)越王が淫酒に耽り佞臣のみ時を得て油断のところへ、伍子胥の謀で呉の大軍が押し寄せ、生捕り土牢に。忠臣范蠡は魚売りに窶(やつ)し魚腹へ「天勿空勾践云々」の二句の詩を込めて牢に投げ入れ志を通ずる。石淋病の呉王に医師が「小便を嘗めて味を知らせる者があれば療治できる」という。越王は「呉王の情けで命がある。自分が小便の味をみる」と。牢から出された越王が小便を嘗め呉王は癒えたので越王を国に帰す。越王はその口を雪を噛んで清め、これを「会稽の恥を雪ぐ」という。
(四)呉王は王孫雄に越王寵愛の西施を貰いにやり、范蠡は呉王が色で国を失うのを喜び、越王も諫めに従って西施を送る。西施は呉に行くを悲しみ車内で泣く。呉王は群臣と姑蘇台に酒宴を催し西施と戯れる。伍子胥は越王を討つよう諫めるが、百官が越の賄を受け、斉を討つことのみ議する。伍子胥は諫めを入れぬ呉王の悪政を見るよりはと眼を剔(えぐ)って東門に掛け、3年以内に越王に国を奪われ囚人として通る時笑おうと言う。呉王は「呉国は万々年だ」と怒る。伍子胥は自刎する。
(五)伍子胥の家来は范蠡の許(もと)へ来て降参し、呉王の虚に乗じて滅ぼし給えと言う。范蠡喜び、呉越は大いに戦う。呉王は縛られて東門の前を通り、伍子胥の眼が囚われの呉王を見て笑う。呉王は越王の前に縛され、越王は会稽の恥を雪ぐ。范蠡は陶朱公と名を変え、西施は淫女なので又国の妨げにならぬよう小舟に乗せて五湖へ退かせる。呉王滅び越王再び国を治める。伍子胥の志を尊び廟を建てて祀る。伍子胥廟とて西湖十景の一つである。(木村八重子)
(紹介)木村八重子「未紹介黒本青本」17(「日本古書通信」第989号、2011.12)

書誌情報

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