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陰陽十二支記噺 2巻

コマ番号
/15

解題/抄録

書誌の解題/抄録
青本合1冊(末2丁欠)。題簽欠。『青本絵外題集』1(貴重本刊行会、1974.7)、135頁に上冊分、大東急記念文庫本に下冊分、鱗形屋の二枚題簽「陰/陽/十二支記噺(よめとり/ゑときばなし) 上(下)」あり。鳥居清満画。柱題「ゑとの上(下)」。卯年、鱗形屋版。末2丁は柱題「てはら村」により『江/州/手孕村昔語』の第12、13丁。巻末の「卯正月/新板/目録」も欠く。
(解説)題簽の様式および巻末の「卯正月/新板/目録」により鱗形屋の明和8卯年(1771)刊は動かない。「色事師の時の亀音」(歌舞伎役者、二代目沢村宗十郎。宝暦6年(1756)以降実悪)は15年以前の噂だが草双紙では有効か。他に市村家橘(9代目羽左衛門)、歌舞伎作者壕越二三治、中島(「さつしま」とある)天幸(2代目三甫右衛門)、瀬川路考(2代目菊之丞)、前年に松井源五を演じた中村歌右衛門などが比喩に用いられている。なお、主人公が「卯」なのは卯年刊ゆえであろう。
(内容)十二支による異類婚姻騒動もの。(巻末の内容は、大東急記念文庫本により補う)
(上)寅は1人娘廿日の前に向日葵を示し聟捜しを教訓する。廿日の前は腰元小ねらを伴い縁組みの願で大黒天に参詣し、色事師の時の亀音のような立波卯之介と相惚れとなる。予て廿日を恋うぬめら巳之介の手代申介が見て腹に据えかねる。巳之介は患い、番頭丑八と午左衛門に相談する。2人は「壕越に聞いて2番目の殺陣と行こう、実悪の天幸を見立てて一狂言を」と工夫する。廿日は卯之介からの文の返事を戌に遣わす。戌が畏まって帰る所を申が縁の下に忍び、思い知らせようとする。戌は意地汚く、申が干した鮹をしたたかに食う。そこへ申共が駆付け散々に打ちのめし引っ掻く。番頭の申が戌が懐中する文を奪って読み、「後日の種に自分が実悪の歌右衛門になろう。巳之介は月代剃らせよう」と髪結い未を呼んだ所へ申が卯之介の文を届け、卯之介に恩ある未は後日を案じて文を奪い飲み込む。申は大事の文を何故腹へ納めたと怒り、未は「この不動は市川が守り本尊」と抗う。巳之介の親辰八が悠々と出、双方を丸く納め、髪結いを無事に帰す。水も漏らさぬ仲の卯之介は毎夜廿日へ通う。御供のこけっかう酉七は巳之介の出かたを案じ、「菅原」の道明寺の例を引いて無理に供して帰る。
(下)申介は廿日を奪い取ろうと屋敷へ忍び入り、鈴なりの桃をしたたかに食う。夜回りの戌が見付けて拍子木を打つ。5匹の戌が申介を取り巻き、仕返しに殴ったり梯子で突いたり焼いた牛蒡を尻に押し付けたりして苛む。「熱い(松井の地口)の源五は梅若の叔父御だ」「ふてぶてしい楊枝屋の看板めだ」。12の仲間が割れては12時が勤まらぬので、坂東亥惣治と丑蔵と未が大黒天・弁財天の捌きを願う。鼠は大黒天の、蛇は弁財天の遣わしめなので、両神は巳之介に小ねら姫を取り持つようにと仰せある。巳之介と小ねら姫の婚礼。「秋の彼岸過ぎに穴入り」「謡も当世野暮らしいので、御膳が引けたら座掛かりめりやす、乱曲三番叟で大騒ぎしよう」。十二支の衆は仲直りし大酒盛り。銘酒木綿やの7つ梅、甘味にはひきのやの餡ころ餅、ふぢつか屋の銅鑼焼、虎屋の仕切り場餅も出、狂言(歌舞伎)作者並木蛙柳は拳の名人とか、あちこちで拳を打つ。(木村八重子)(2016.2)
(紹介)『赤本黒本青本集』(大東急記念文庫/善本叢刊 近世篇4、昭和51年刊)に影印および解題(中村幸彦)あり。『日本古典文学大辞典』(1983年、岩波書店刊)に立項(執筆・木村八重子)

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