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*アクセスキーの場合は、表中に「*」をつけています。
  Windows IEでは「ALT」+アクセスキー、Windows FireFoxでは「ALT」+「SHIFT」+アクセスキーのように押して利用します。

五たいそう

コマ番号
/16

解題/抄録

書誌の解題/抄録
黒本2冊(合1冊)。題簽欠。「新板/ほん/ほに/五體惣(ごたいそう)」は『国書総目録』第3巻 補訂版(岩波書店、1990.1)には「日本小説年表による」とあって所在不明だが、当館の「五たいそう」が該当する。他に旧二階堂文庫本が「平成10年(1998) 明治古典会 七夕古書大入札会目録」に出品され、鶏の絵馬を意匠に用いた上下の題簽が存する。『日本小説年表』(『近代日本文学大系』第25巻 国民図書、1929)の「明和2年」(1765)「丸甚版」は題簽によると推定される。ただし、旧二階堂本は版元の箇所が削除されているので、「丸甚版」は確認できない。画作者名無記。柱題「五たいそう」。
(内容)黒本青本中、他に例をみない「大太法師」もの。発想が近いものに「異国巡りもの」があるが、類を異にする。影響作に、寛政2年(1790)刊の黄表紙『五体惣メ而是程』(七珍万宝作、北尾政美画、榎本屋刊)(当館請求記号:207-1776)、その模倣で天保4年(1833)刊の合巻『初夷之商売者/御大相志目多発鬻』(二世十返舎一九作、竹内眉山画、保永堂刊)(当館請求記号:207-1580)がある。
(上)昔都近い辺りで、卯月の頃人々が誘い合って川狩りを楽しむ所へ、川下から5尺余の鮎が上って来、人々は驚いて川狩りを止め皆家に帰る。その鮎は川上で成魚となり、南の海へ出、今では30丈余になり大海を泳ぎ廻る。その時、菱垣船が追風に乗り鮎の口へ走り込んだそうだ。莫大(ばくだい)国の主・仰山(ぎようさん)王は背丈が13万3456丈7尺8寸9分ある。あの大鮎は遂に大王に供する焼物となり、箸でむしると中に大船1艘、船頭と手下8人余が出た。大太法師の小姓てんぼう童子の背丈は6万2005丈ある。大王の刺身皿へ水を入れ親船を浮かべて船頭水主の業をご覧になる。大王の鼻息で船の帆が風を持ち皿の内を巡る。大王と滅相童子面白がる。【口中の掃除】小さな人々は大王の口中を掃除せよと命ぜられ、皆々上下の御歯を磨く。番の者が手桶で水を掛ける。竹箒で煤掃きのように洗う。下の歯も楽ではない。【印籠】大王は「これは便利だ、丁寧に仕舞って置こう」と2人の小姓に命じて、小さな人々を印籠へ詰め込ませる。船は根付となった。
(下)【月代】6月半ば殊の外暑く、大王は頭が鬱陶しいので月代を剃ろうとおっしゃり、小さな人々は皆智恵を巡らして龍吐車で水を揚げ月代を揉んだのは大出来/\。【頭剃り】頭髪を鎌であらまし苅って後、剃刀で清剃りし、ようやく10日程で頭を半分ほど剃った。大王「まずこれで少し気が晴れた。今日からは法体の心だ」と大太法師と名を改めたとか。【耳垢】「耳の垢を浚え」とおっしゃるので「畏まりました」と、鋤鍬鶴嘴で垢を掘り、畚(ふご=縄などで編んだ運搬用具)で担い出す。【按摩】按摩せよとのことなので、頭を亀の甲胴突きで突き、肩癖を大八車にて押し歩き揉む。【按摩・続】腰を櫓胴で突く。足を轆轤で引き揉みにする。【帰国】大太法師は「汝等を本国へ帰そう」と富士山に凭り掛かり、近江の湖を踏み跨いで舟を掌へ乗せ「ふう」と息を吹いた。追風夥しく一時に鳥羽の港に着き、皆々妻子に会い喜ぶ。互いにまめで目出たい/\。(木村八重子)(2016.2)
(紹介)木村八重子「未紹介黒本青本」68(「日本古書通信」第1040号、2016.3)

書誌情報

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