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敵討女夫似我蜂 3巻

解題/抄録

書誌の解題/抄録
中本型読本(〈中本もの〉)。南杣笑楚満人著・一柳斎豊広画。文化3年(1806)刊。3巻3冊(合2冊)。
〈仇討ちもの〉草双紙の代表作者南杣笑楚満人(なんせんしょうそまひと)最晩年の作(文化4年[1807]死去、59歳)。
享徳(室町中期)の頃、播磨山内家に仕える「幸村逸見(ゆきむらはやみ)」は武道に背く悪漢で、「滝見小十郎」の娘「しげき」との縁談を断られたことを恨み、仲人を頼んだ「若坂三平」を殺害、しげきの夫「岩白宇源次」を讒言して切腹させ、逸見を両件の犯人と疑う「大鳥彦六郎」をも殺害して逃亡する。一方、しげきは女子、大鳥の妻「小柏(こがしわ)」は男子を同日に出産するが、滝見家存続のために男子のほしいしげきは密かに男女を入れ替え、子供たちはそれぞれに成長する。以上の大筋に、仇討ちを願って大鳥家に仕える三平の妹「おすみ」が加わる(上巻)。
滝見小十郎は河内国に立ち退いて木綿商人として栄え、取替子「宇三郎」が16歳の折死去。大鳥の妻「小柏」も親族を頼り、取替子「花世」・下女「おすみ」と共に河内に住むが、近隣に潜伏していた逸見によって密かに殺害される。その後宇三郎・花世は邂逅、しげきの告白を経て夫婦となり、仇討ち成就、山内家に帰参して栄える(中・下巻)。
書名は、ジガバチが「他の虫を自分の巣に入れて」ハチに育てると考えられた(『日本国語大辞典』第2版、6巻、小学館、2001.6)ことを受けて、取替子を全編の大枠としたことを指すのであろう。挿絵も含め河内の地誌的描写が詳細であるが、『河内名所図会』(享和元年[1801]刊)の直接の影響は見られない。宇三郎・花世が兄妹相姦と誤解して自害を図る場面は、近松門左衛門『津国女夫池』を踏まえた馬琴読本『月氷奇縁』(文化2年[1805]刊)に類似するが、同作などにはじまる〈稗史もの〉読本(横山邦治、1974.4)に特徴的な超自然的要素は持たない。
なお、江戸俗文芸作者の重鎮であった立川焉馬(たてかわえんば)が序文を担当していることは、文化初年における楚満人評価の高さを示す指標として見過ごせない。(大高洋司)(2017.2)
(参考文献)横山邦治『読本の研究 江戸と上方と』(風間書房、1974.4)

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