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*アクセスキーの場合は、表中に「*」をつけています。
  Windows IEでは「ALT」+アクセスキー、Windows FireFoxでは「ALT」+「SHIFT」+アクセスキーのように押して利用します。

解題/抄録

書誌の解題/抄録
喜多川歌麿画、赤松(奇々羅)金鶏(畑道雲)撰の狂歌入り花鳥絵本。通行書名は「百千鳥狂歌合」。板元は蔦屋重三郎。寛政2年(1790)の刊行と推定されている。大判2帖。色摺り。六樹園の序に、本絵本の成立について「この鳥つくしはとりかなくあつまに名たかき、鳥山なにかしか弟子なる歌麿かゑかきたるなりけり、をりから人々のあつまりて、これかかたへに歌かきつけてん、たゝし常さまなるはめつらしからす、恋のこゝろによみてまし」云々とある。歌麿の鳥の絵に添えるために、恋の題で詠んだ狂歌を集めたという。鳥は、上冊、鷹・百舌、燕・雉子、鶉・雲雀、ゑなか・めしろ、鶏・頬白、四十雀・こまとり、下冊、木菟・鷽、かし鳥・鴟鴞、鵜・鷺、鷦鷯・鴫、(雀)・鳩、まめまはし・木つゝき、山鳥・鶺鴒。羽毛の微細な線描に加えて、彩色も濃淡、重ね摺り、拭きぼかしなど、技巧を凝らす。中国や狩野派の伝統的な花鳥画を踏まえ、木の枝、露地、水辺などの自然を背景に諸鳥を美麗に描く。狂歌作者は赤松金鶏、酒月米人、頭光、銭屋金埒、宿屋飯盛、芦辺田鶴丸、大屋裏住、寐語軒美憐、唐来三和、鹿津部真顔、唐衣橘洲、朱楽菅江、その他。各狂歌は、当該の鳥の名を詠み込み、恋の狂歌に仕立てている。状態佳良。(鈴木淳)(2017.2)
(参考文献)浅野秀剛(解説)「百千鳥狂歌合」(『秘蔵浮世絵大観3 大英博物館3』講談社 1988.6)

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