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解題/抄録

書誌の解題/抄録
改装10冊(合2冊)、柱題「太平記かうもく」、『絵本太平記』の題名では所蔵は当館のみ。金城学院大学図書館本(第1、10冊欠)、題簽「楠一代記」と同内容。金城学院大学図書館本は初版で、題簽の商標により鱗形屋版と判る。柱題による「太平記綱目」の題で東北大学狩野文庫、都立中央図書館(東京誌料)、大東急記念文庫ほかにもあり。なお、天理大学附属天理図書館本「新/板/楠一代記」は、題名は初版本と同じで鱗形屋版だが、題簽を改版した後摺本。
(内容)『太平記』の楠正成・正行に関する部分による草双紙。人名地名に異同あり、冒頭に出生譚、伏見常磐の入れ事などあり。
(一)父が仙人から菊を指物に給う。多聞丸出生、成長して弁舌と勇力に優れる。
(二)元服して正成となる。相模入道、田楽や闘犬に凝り、天狗共に誑(たぶら)かされて騒ぐ。楠家宝の万葉集を取り戻し、盗んだ飛脚を成敗。
(三)後醍醐天皇、御夢により楠を召す。宮方の武士公家集まり無礼講、謀反の回文状を六波羅奉行斉藤利行が拾い、天皇捕らわる。備後三郎、桜木に「天勾践」の詩を書く。楠、赤坂城で奇計の防戦、雨夜に逃れ、射られるが(肌守りで)助かる。天皇隠岐島へ配流。
(四)大塔宮仁和寺で般若櫃に隠れ、熊野へ落ち、村上義光、日月の旗を奪い返す。赤松則祐、住吉の橋杭を抜き、隅田・高橋、川へ落ち宮方勝つ。楠、天王寺にて未来記を拝見。吉野にて村上義光、大塔宮に代わって討死。隠岐の天皇を富士名が助け申す。
(五)天皇船上山へ。楠は千早城で藁人形、金峰山で投松明の奇計。相模入道の討手として足利尊氏と新田義貞へ勅使。義貞、七里ヶ浜で竜神に黄金の太刀を奉り干潟から鎌倉を攻め相模入道を滅ぼす。尊氏、大塔宮を准后局へ讒訴。
(六)結城判官、綸言により大塔宮を押し込める。天皇再び位に付き、楠、新田、足利、赤松、寿(ことほ)ぎ申す。新田、大塔宮の勅免を願い、足利と不仲に。隠岐広有、南殿上の怪鳥を射落とす。尊氏、鎌倉地獄谷に幽閉した大塔宮を藤部に討たせる。新田、尊氏を追い、三井寺の堀に栗生と篠塚が卒塔婆で橋を架ける。楠、新田へ「非利法募天」の旗を送る。
(七)楠、天皇に比叡への還幸を説く。楠、桜井で正行に訓戒。湊川の戦。正成一族切腹。
正成の首、河内へ。正成生前の謀で猿共生源寺の鐘を乱打、山門の大衆合図と思い夜討に押寄せ尊氏方大敗。天皇、尊氏の謀に乗り吉野へ還幸、崩御。
(八)義貞、竜になり天上した凶夢。義貞、黒丸城を攻めるが田中で自害。北の方勾当内侍は片桐弥七の庵で「伏見常磐」もどき。高師直病み、侍従の話で塩冶妻に見ぬ恋。兼好恋文を代筆。塩冶妻「小夜衣」と返事。師直塩冶を憎む。師直塩冶妻の湯上りを垣間見る。
(九)新田の子徳寿丸、篠塚を供に父の敵氏江を探す。具足屋の娘と妹背となる。具足屋は徳寿丸を訴人。氏江が討手に来、徳寿丸主従に討たれる。大森彦七、夜更けに若い女を背負って送ると楠の亡魂。尊氏の能興行の用意に大森が舞台に居ると、義貞、楠、後醍醐天皇の亡魂現れる。高師直は塩冶を謀反人として出雲で討つ。家臣が御台と若を殺し切腹。
(十)正行は父の七回忌に母に別れて出陣。禅僧が仁和寺の六本杉の下で空を見ると、大塔宮、峰僧正ほか天狗になって足利兄弟に障礙せむと相談。正行ら一族は如意輪堂の山門に姓名を書付け最後の戦。正行兄弟差し違え最期。湯浅本宮は和田新発意の首を取ったが、睨まれて3日以内に狂死。夢窓国師を招いて追善し障礙もなく、足利尊氏天下の政務を治める。最後に、太平記40巻は薬師寺次郎左衛門、玄恵法印の撰作で、それを噛み砕き楠一代を絵抄にし版にしたものであると締めくくる。(木村八重子)
〈参考文献〉市野衣美、小鹿通子、高垣江里、吉田絢子、指導・木村八重子「『楠一代記』―考察および影印・翻刻と注―」(「金城日本語日本文化」第80号、2004.3)

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