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体重減少性無月経

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解題/抄録

書誌の解題/抄録
概要(1)減食,(2)anorexia nervosa(A.N.),単なる食欲不振,(3)stress,環境の変化,その他によって1年以内に5kg(元の体重の10%以上)体重減少(体減)した場合,整順であった月経が無月経(Am)になつた場合を体重減少性無月経(体減性Am)と定義した.体減性Amは無排卵症の12%を占め,また未婚第II度無月経(Am-2)の2/3を占める.体減性Amは20歳以下の若年考に多く,その誘因は,本人の意志による減食が過半数を占め(減食性Am),次いでAN,単なる食欲不振とつづく.減食性Amの減食前の体重は,半数近くが標準体重以下である.体減性Amの過半数はAm改善していない.体減性Am-2のLH-RHtestは発症初期はLHは正常より有意の低値,低反応を示し,FSHは正常域に存す.Am改善に伴いLHは正常域に,FSHは一時的に反応力進を示す.体減性Am-1のLH-RHtestは改善例と同一バターンを示し,LHは正常域,FSHは正常より有意の高値・高反応を示す.体重減少度とLH-RHtestの問には養がみとめられたい.体減性Amの改善例は非改善例に比し発症から来院迄の期闘は短いが体重回復率は差がない.改善例の74%は3年以内に改善している.clomiphene排卵率はAm-2で2/54と極めて悪い.gonadotropin排卵率は15/19と良好で発症後長期間たった例,体重回復率0%の例でも有効で,体減性Amの卵巣機能は正常である.LH-RH賦活療法は20例中12例Am改善し,体重回復率O%又はマイナスの例,発症後7年以上の例も改善しており治療法として応用価値ある.以上体減性Amは未婚Amの大きな割合を占め,必ずしも体重回復してもAmは改善されぬ.この点を広く一般に認識せしめる必要がある.

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