国立国会図書館デジタルコレクション

トップへ このデータベースについて ヘルプ

卵巣癌剖検症例70例における転移様式についての検討

情報
縮小
拡大
縦横合せ
横合せ
左回転
右回転
概観図
URL表示
画質調整
その他
全画面
操作方法

解題/抄録

書誌の解題/抄録
1973年1月から1992年12月までの20年間に久留米大学医学部病理学教室で病理解剖のなされた6,457例のうち70例の原発性卵巣悪性腫傷を対象とした. 1. 組織型はsurface epithelial tumorに分類されるものが52例(74%), germ cell tumor 14例(20%), stromal tumor, sarcomaが各2例認められた. 2. 組織型別の剖検時年齢および生存期間は, surface epithelial tumor, stromal tumorに若干の生存時間の延長とgerm cell tumorに若年発生の傾向がうかがわれた. 3. 主病死因は, 腫瘍死が48例(69%)と最も多く, 次に呼吸不全, 出血, 腎不全の順であった. またpulmonary embolismによるcor pulmonaleと, 門脈への直接浸潤, 破裂が各1例に認められた. 4. いずれの組織型においても腹膜転移が最も高頻度(87%)に認められた. 実質臓器としては肺および肝臓への転移も比較的高頻度に認められた(60%). これに対して, 腎臓に対する転移は6例(9%)と低かった. リンパ節転移は, mesenteric lymph node>para-aortic lymph node>pelvic lymph node の順で多く認められた. 5. 治療法についてはCDDPを主体とするものが33例, うちPAC(CDDP, ADM, CPA)療法が22例(31%)と多数例に施行されていた. その一方で, 1982年までの症例についてはFAMT療法(5-Fu, ADM, mitomycin C, toyomycin)およぴ放射線療法としての腹部全照射が主として施行されていた. 6. 治療法による転移部位については, 肺, 脾臓, 腸間膜リンパ節の転移率でCDDP群と非CDDPにおいて非CDDP群に有意に低い傾向が認められた. これに対して, 腎臓はCDDP群が有意に転移率が低かった. 卵巣癌の自然史を考えるうえで剖検例について検討することは極めて有用と考えられた.

目次・巻号

日本産科婦人科學會雜誌の書誌情報

簡易表示

詳細表示

日本産科婦人科學會雜誌. 46 4の書誌情報

簡易表示

詳細表示

書誌情報

簡易表示

詳細表示

https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/10697170/1

No. 名称 ファイル名 サイズ
1 ART0002205704.pdf 819387 bytes
機能マウス操作キーボード操作
コマ送りの向きを反転するコマ送り方向反転ボタン(右向き) コマ送り方向反転ボタン(左向き)
次のコマに進む上の表示がコマ送り方向反転ボタン(右向き)のとき:ビューア部右端をクリック
上の表示がコマ送り方向反転ボタン(左向き)のとき:ビューア部左端をクリック
上の表示がコマ送り方向反転ボタン(右向き)のとき:→
上の表示がコマ送り方向反転ボタン(左向き)のとき:←
前のコマに戻る上の表示がコマ送り方向反転ボタン(右向き)のとき:ビューア部左端をクリック
上の表示がコマ送り方向反転ボタン(左向き)のとき:ビューア部右端をクリック
上の表示がコマ送り方向反転ボタン(右向き)のとき:←
上の表示がコマ送り方向反転ボタン(左向き)のとき:→
先頭コマに移動その他ボタンを押してメニューを表示してから先頭ボタンHome
最終コマに移動その他ボタンを押してメニューを表示してから最終ボタンEnd
コマ数指定移動[コマ番号]からコマ数を選択
画像を拡大ホイールを上に回す
拡大ボタン
画像を縮小ホイールを下に回す
縮小ボタン
画像の表示範囲を動かす画像をクリック&ドラッグ
フルスクリーン(ビューア部の拡大)表示フルスクリーンボタンF
フルスクリーン(ビューア部の拡大)解除[フルスクリーン解除]F
画像全体を画面内に収める縦横合わせボタンG
画像の横幅を画面内に収める画面の横幅に合わせて表示するボタンH
90°回転(反時計周り)90°回転(反時計周り)ボタンJ
90°回転(時計回り)90°回転(時計回り)ボタンK
サムネイル一覧を表示するサムネイル一覧ボタンT
複数の画像を合成した全体画像を表示する全体画像ボタン
※この機能は古典籍資料の一部資料でのみ使用できます。
表示画像の画質を調整する画質調整ボタン
※このボタンで調整できるのは閲覧画面に表示している画像です。印刷時の画質は印刷調整画面で調整してください。
書誌、目次、解題・翻刻を表示する詳細情報を表示するボタン
書誌、目次、解題・翻刻を閉じる×ボタン
印刷する印刷するボタン*P
JPEG形式で表示JPEG表示ボタンをクリックし倍率を設定
画像を全コマダウンロードする全コマダウンロードボタン
※公開範囲が「インターネット公開(保護期間満了)の資料でのみ利用可能です。
特定コマのURLを表示するその他ボタンをクリックして[URL]ボタンをクリック*U
音声/映像を再生する再生ボタンP
音声/映像を一時停止する一時停止ボタンP
音声/映像を停止する停止ボタンS
音声/映像の表示領域比率を4:3に設定する4:3ボタンW
音声/映像の表示領域比率を16:9に設定する16:9ボタンW
音声/映像を任意の位置から再生するシークバー
※HLS(HTTP Live Streaming)による配信・再生に対応するブラウザ・プレイヤーをお使いの場合はシークバーのドラッグが可能です。
SHIFT+→:+10秒
SHIFT+←:-10秒
音声を消す(ミュート)ミュートボタンM
音声を消す(ミュート)を解除ミュートボタン(ミュート状態)M
音量を調整する音量スライダー↑↓
再生速度を変更する再生速度変更ボタンU(速くする)
D(遅くする)

*アクセスキーの場合は、表中に「*」をつけています。
  Windows IEでは「ALT」+アクセスキー、Windows FireFoxでは「ALT」+「SHIFT」+アクセスキーのように押して利用します。