解題/抄録
- 佛祖歴代通載22卷の解題/抄録
- 仏教が行われて以来、元朝順宗元統元(1333)年に至る間の仏教上の史実の編年史で、元の梅屋念常撰。川瀬一馬著『五山版の研究』によれば、本書は南北朝時代に和刻されたが、伝本は少なく、当館本はその稀少な伝本中の一本という。書中一部の丁に「孟榮」「良甫」「伯寿」「月古」等、大陸から渡来した刻工の名が刻まれている。原表紙の書き題簽には「仏祖通載」と墨書され、全巻に朱点および返り点・送り仮名が施されている。「大航」「芥岡」「龍泉」「瑞應」「昌釤之印」ほか1印押捺。
目次・巻号
佛祖歴代通載22卷の書誌情報
簡易表示
詳細表示
書誌情報
簡易表示
詳細表示
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2543516/1