百鬼徒然袋 3巻. [3]
情報
縮小
拡大
縦横合せ
横合せ
左回転
右回転
概観図
画質調整
その他
URL表示
全画面
コマ送り
操作方法
解題/抄録
- 百鬼徒然袋 3巻の解題/抄録
- 鳥山石燕画、妖怪絵本。半紙本3冊。天明4年(1784)春原刊、文化2年(1805)求板、伊勢洞津・長野屋勘吉。絵師署名「七十三翁 鳥山石燕豊房画」。薄墨入り。『画図 百鬼夜行』『続百鬼』『百鬼夜行拾遺』に続く妖怪画集で、同シリーズの人気のほどが偲ばれる。題名「百器徒然袋」の「器」は器物の意で、日常的な生活に関わる器物の妖怪化を多く試みた『百鬼夜行絵巻』に基づきながら、それに『徒然草』のテキストを絡めたものが多い。妖怪のどことなく剽軽な表情は、『画図 百鬼夜行』以来のもので、妖怪図と詞書きによる画面構成は『続百鬼』以来。中身はすべて夢中に感得されたものとし、古来の器物、事象、語句などについて、それと相似たものを取り合わせ、その妖怪化を図るといったものが多い。(鈴木淳)
〈参考文献〉高田衛監修、稲田篤信、田中直日編『鳥山石燕 画図百鬼夜行』1992年12月、国書刊行会。
目次・巻号
百鬼徒然袋 3巻の書誌情報
簡易表示
詳細表示
書誌情報
簡易表示
詳細表示
https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2551544/1