解題/抄録
- 懐子 10巻の解題/抄録
- 俳諧撰集。10巻。松江重頼編。万治3年(1660)5月上旬刊。自跋によると、重頼が10余年来採集してきた自他の句を収めたものという。発句・付合を四季類題別に配し、各々に本歌を添えており、その本歌は万葉を始めとする歌集、物語、日記、説話、軍記、史書、仏書と幅広く、100余種の古典によっている。当時の貞門俳諧の性格を示す書。全巻自筆版下という。淡島寒月の鳥形の蔵書印と、屋代弘賢(1758-1841)の「不忍文庫」、徳島藩の「阿波国文庫」の印記がある。(岡雅彦)(2016.2)
目次・巻号
懐子 10巻の書誌情報
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https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2552793/1