蒙求和歌 14巻. [2]
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解題/抄録
- 蒙求和歌 14巻の解題/抄録
- 作者は『源氏物語』河内本の校訂で著名な源親行の父光行(1163-1244)。平安朝以来の幼学書である唐の李瀚撰『蒙求』から250条の故事を抜き出し、その故事注の各々に和訳された故事と、内容を題材に詠まれた和歌1首を添えたもの。14巻。表記形態から初稿本と目される平仮名本(第1類)と精撰本の片仮名本(第2類)、両者の混合本といわれる第3類に分かれるが、掲出本は第2類本の最善本で最古の写本である。また、この書には「天台座主慈鎭和尚真蹟〈蒙求和歌/二冊〉[古筆]」という江戸時代の古筆家の極札があるほか、標題には声点が付されている。なお、光行には本書とともに三部作となる唐・李嶠(645-714)の『李嶠百詠(李嶠百廿詠)』による『百詠和歌』、白居易(772-846)の新楽府による『楽府和歌』[散佚]があった。(相田満)(2018.11)
目次・巻号
蒙求和歌 14巻の書誌情報
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書誌情報
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https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2570136/1