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河海抄. [6]

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解題/抄録

河海抄の解題/抄録
本居宣長が「ちうさくは河海抄ぞ第一の物なる」(『源氏物語玉の小櫛』冒頭)と激賞した『源氏物語』の代表的注釈書。貞治初年(1362)頃に足利将軍家へ献上され(中書本)、その後作者の四辻善成(1326-1402)自身の手で増補改訂が加えられた(覆勘本)。『河海抄』の現存諸本はこの両系統が入り交じったものしか残存しないが、掲出本では、さらに朱書で文字の批正が施されているほか、注文に典拠が明示され漢籍注が加えられている。累加された『文選』や『漢書』『後漢書』などの正史類のほか、『古文真宝前集』『千字文』のように初学者を対象とする漢籍や『白孔六帖』『唐類函』等の類書等からの引用など様々である。加注者は近世期の学者と思われ、『河海抄』が有職故実など関わる百科事典的な使われ方がなされていたこともうかがえる。(相田満)(2018.11)

河海抄の書誌情報

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https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2570931/1

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