解題/抄録
- 江戸三芝居紋番附の解題/抄録
- 式亭三馬が収集した紋番付(役割番付。芝居の看板を写し役者の役割を記した3丁程度の案内)を年代順に綴じ合わせたもの。享保年間(1716-1736)から文化11年(1814)に至る、総計400点近くを収録する。第1冊巻頭の自序によれば、「いにしへ好む心はいとせち」であった三馬が、「とし頃あしここゝよりもとめ出て、やうやう数つもりたる」ものであった。「三馬云 役者附に合せ見れバ宝暦六年ニあたれり」(第2冊)という考証や、「四月十七日同妻子観ス」(天明8年4月、第10冊)という覚えなどが、自筆で書き込まれている部分もある。印記「式亭」「三馬」。
目次・巻号
江戸三芝居紋番附の書誌情報
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https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2575219/1