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倫理学要論

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目次・巻号

  • 倫理学要論 [107]
    • 目次
    • 一 緖論/p1
    • 二 倫理學の概念と課題/p7
    • 一 道德科學と道德哲學(或は倫理學)―事實學と價値學或は規範學/p7
    • 二 規範學としての論理學―規範學としての美學/p9
    • 三 倫理學の特性―倫理學の課題/p12
    • 三 倫理學の方法/p16
    • 一 倫理學の取扱ふ諸部面―その中心課題としての規範學的部分の學的方法/p16
    • 二 道德的規範の基礎づけ―主體的態度の必要/p19
    • 三 一般妥當性が如何にしてあり得るか―人間の存在構造の分析/p23
    • 四 道德原理の前提(價値觀の問題)/p27
    • 一 統一的價値觀の必要―意味や價値の問題―無意味觀(ニヒリズム)/p27
    • 二 無意味觀の諸種類(生活興味の喪失に依るもの、世紀末的原因に依るもの、佛敎的なもの、自由思想的なもの)/p29
    • 三 無意味觀の理論的不可避性―有意味觀の現實的不可缺性―統一的價値觀は如何にして可能か―價値觀の根柢の問題/p35
    • 四 生存への意欲―「何のために」と問はれ得ぬ窮極前提―最少限度の價値觀の根柢―目的的秩序の成立/p39
    • 五 自由に依る自主的態度の介在―自然と人爲/p43
    • 六 價値觀の內容を規定するもの―諸種の本能及び意欲/p46
    • 七 續き(特に活動或は發展本能と快苦衝動)/p51
    • 八 要約/p55
    • 五 道德原理の成立(道德的規範の問題)/p58
    • 一 價値觀の持つ內面的拘束性―目的觀的必然性としての當爲或は規範―價値觀的拘束性が道德的なものとしてある條件/p58
    • 二 統一的價値觀の與へる拘束性の特質/p62
    • 三 道德的規範性の人間性一般の立場に於ける成立―道德的規範のアプリオリ性―價値觀をとることへの拘束性/p64
    • 四 根本の道德的要請或は當爲―その二つのもの―價値觀の原理と道德原理との關係/p67
    • 五 二つの道德的當爲を道德原則として再說/p70
    • 六 道德意識の本質(道德的規範意識或は良心の問題)/p73
    • 一 規範意識としての道德意識―規範意識の一般的規定/p73
    • 二 論理的規範意識との對比―單に理智的ではないこと―自我の主體的態度を豫想すること―自律性の自覺を伴ふこと―全人格的であること/p76
    • 三 美意識との對比―目的性或は關心性に於いてあること―藝術のための藝術と道德のための道德に就いて/p80
    • 四 宗敎意識との對比―現世的、實人生的、差別觀的であること/p82
    • 五 法意識との對比―自律的、內面的であること―無條件的であること―兩意識の關係/p84
    • 六 要約―他の規範意識との關係―道德意識の高下/p87
    • 七 道德意識の成立及び起源(人間觀の問題)/p91
    • 一 道德意識の先天說―諸種の直覺說/p91
    • 二 直覺說の批判/p94
    • 三 道徳胃識の後天說―ホップス說とその批判―ベンザム說とその批判―ベイン說とその批判―正當な人間觀の必要/p98
    • 四 人間の本性が單に利己的ではないこと―生物進化論者其他の見解―人間の生物學的―存在論的分析―「種」の考察―超個體的志向性/p104
    • 五 道德意識成立の素地―道德意識成立の素質の世天性―人爲に依る開發或は養成の必要/p108
    • 六 道德意識成立の事情に就いての續き―自我の中に於ける個體的及び超個體的志向性の關係―「疚しさ」や「呵責」―河個體的、人間的志向性に就いての說明/p111
    • 七 道德意識或は良心作用の主體―良心作用の裁決の誤りの可能―道德的識見―その高下/p116
    • 八 道德的判斷の對象及び條件(人格、行爲及び意志の問題)/p119
    • 一 道德的判斷の對象としての行爲―責任負荷の可能な行爲―自由と分別能力に依る行爲/p119
    • 二 道德的判斷の對象としての人格―人格と行爲との關係―傾向性や習性/p122
    • 三 道德的判斷と對象としての團體や國家―人格との類比/p124
    • 四 行爲が道德的判斷の對象となる場合―道德的判斷は如何になさるべきか―カント說―道德的判斷の顧慮すべき必須の條件としての動機や意志―その都度の義務意識を道德性の不可缺の條件とするカント說/p126
    • 五 カント說に對するシラーの見解―道德性を個々の行爲の義務意識によりも形成された性格(人格性)の中に求むべしとすること―道德性成立の條件/p130
    • 六 道德的判斷は行爲の結果にも無關係ではあり得ぬ―結果に對する思慮の不足は輕卒、怠慢の非難を免がれぬこと―眞實に道德的であることの困難さ―道德性の一條件としての意志行爲に於ける能ふ限りの愼重さと誠實さ―行爲の道德性の必要にして十分な條件/p134
    • 九 道德可能の前提(自我の自由の問題)/p139
    • 一 道徳的主體たることの前提としての意志の自由―問題の困難性―問題の二段階の區別/p139
    • 二 規定からの自由に就いて―自我に對する內外の諸規定原因―自我に於ける自覺及び反省―窮極の意識主體としての自我―一切のもの荘對象化し、下瞰し得るもの―自己自身への距りを持ち得るもの―自覺や反省に依る被規定性の緩和或は自己解放/p142
    • 三 或る規定原因からの解放は他の規定原因の下に置かれることであるか―必ずしもさう解される必要のないこと―浪曼的イロニー―無限的反省―主體的自我の根本に於ける無性的性/p146
    • 四 決定の自由に就いて―個々の事柄に於ける意志決定の場合―高次の價値意欲或は統一的目的に基く個々の意欲の裁決―相對的自由―一貫した目的的連鎖の追求―自然に對する文化、自然史に對する自由史/p149
    • 五 決定の自由の補足的說明/p154
    • 六 統一的な目的定立の場合―そこにも自主的自由性の認めらるべきこと/p156
    • 七 要約―人間にとつての自由の持つ意味―危險な浮動的存在者としての人間―中間的存在者としての人間―歷史に對する責任の主體としての人間―自由の與へる種々の可能性/p161
    • 一〇 道德の諸領域(人類社會、國家、國際、歷史)/p166
    • 一 道德の問題となるべき諸象面―一般人類社會の道德―一般妥當的な人類道德の不可缺性/p166
    • 二 國家的規定に於ける道德―國民道德―それが現實の特殊的規定の下に於けるものとして單に一般理論的には論ぜられぬこと―國民道德一般に就いて/p169
    • 三 國際道德―國家間の法的處置―國際法と國際道德―國際道德意識―國際道德の要件/p173
    • 四 歷史道德―歷史に對する責任性―「歷史的良心」―ヘーゲルの「世界史的立場」―その批判―歷史道德の要件/p176
    • 五 歷史道德的非斷の困難性/p182
    • 一一 結語/p185
    • 道德問題に對する今日の冷淡さ―人間精神の自由の否定と理性に對する不信―その人間に對する不親切さ―道德の現實的無力さと人間世界に於ける道德の不可缺性/p185

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